2023.12.25
12月19日(火) 県立舞子高等学校環境防災科で、災害時のボランティア活動について、出前授業を行いました。
前半は、講義『災害時のボランティア活動』
「ふだんのくらし、ふだんのボランティア」と「災害時のくらし、災害ボランティア」の違いや、被災地支援時のボランティアセンターの役割や現場でのボランティアの役割など、熱心にメモを取り話を聞かれていました。
後半は、6つのグループに分かれて ワークショップ
各自が3枚のカード(地域社会にありそうなリソース)を使って、課題の解決方法を考え、グループ内で発表・共有していきます。
課題①
とある被災地のためにと、街頭募金を計画。
駅前で、現地の状況を伝えつつ、募金を呼びかけました。でも、寒い季節だからか、年末で急いでいるからなのか立ち止まって募金をしてくれるひとがあまりいません。
通行人が、呼びかけに耳を傾け、もっとたくさん立ちどまり、募金してくれるようになる方法を考えてみましょう。
課題①
みなさんが、授業をうけているまさに“いま”震度7の大地震が発生しました!!
電気や水道、ガスがとまり、かろうじて何人かのiPhoneだけは、電波がつながるようです。
自分はもちろん、周囲にいる人たちを守るためにできることを考えてみましょう。
カードを見た瞬間『うそぉー 最悪やー』と言って悩んでいた学生さんも、同じグループの仲間からヒントをもらい、解決方法を考えていました。
高校生の皆さんの柔軟な発想に、私たちも学ぶことがたくさんありました。
災害が発生した時に、限られた資源で、何をする? 何ができる?
1人ではできなくても、意見を出し合い、力を合わせれば、できることはたくさんあるはず!
日ごろから、少しだけ気に留めておくことは大切ですね。
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