2021.11.04
令和3年10月30日(日)、千代が丘地域福祉センター、千代が丘小学校区内で、千代ヶ丘サポートカード登録者を対象とした 要援護者避難誘導訓練と防災学習が行われました。
平成26年度より、千代が丘地区では、災害時などに自力での避難など安全を確保することが困難な方を対象として、地域の皆さんでの支援体制づくりに取り組まれています。
緊急事態宣言は解除されましたが、コロナ禍であり、例年より参加人数を少なくして、消毒・換気・人との間隔に気を付けて実施されました。
災害発生直後に効果的な初動活動を行うために、防災福祉コミュニティの役員の皆さんを中心に、サポートカード(要援護者登録)を提出された方の自宅を訪問活動が行われました。
そのあと、地域福祉センターで、神戸学院大学現代社会学部社会防災学科の「防災女子」の皆さんによる、災害時の非常食・備蓄のお話と、パックパッキング(缶詰・無洗米などを使ったポリ袋調理)の実演がありました。ポリ袋の中に食材を入れて、よく混ぜて、鍋の熱湯で湯煎調理・・・洗い物も少なく、簡単に衛生的に調理ができました。
また、垂水消防署 高丸出張所の方による防災学習では、災害のVR体験も行いました。リアリティのあるVR(バーチャルリアリティ)映像に驚き、土石流の恐ろしさを実感しました。
「災害発生時は、救助される人ではなく、救助する人に」という消防の方のお話に大きくうなづかれている方も多数おられました。