地域福祉ネットワーク事業
地域福祉ネットワーク事業とは
既存の制度やサービスでは解決できない課題について、地域福祉ネットワーカーが地域の方々と協力・連携しながら、解決に向けたネットワークづくりを支援する事業です。
地域福祉ネットワーカーは、他都市ではコミュニティーソーシャルワーカー(CSW)と呼ばれる専門職です。
垂水区社協では、2名の地域福祉ネットワーカーが配置されています。
地域福祉ネットワーク事業 リーフレット(H30.3発行)
代表的な活動内容(他区分を含む)
今までの制度や支援体制では解決が難しかった、社会で孤立している人々への支援とそれらの地域課題を解決するための仕組みづくりを行っています。
例えば・・
- ひきこもり世帯への支援
- 障がい者の居場所づくり
- 「ごみ屋敷」の解消への支援
- 若年性認知症の方々への支援
- 外国籍の子どもたちへの支援
- 買い物困難地域への支援
地域福祉ネットワーカーの信念
- 地域住民や地域での活動者の声に耳を傾けます。
- 地域住民の主体的な活動を大切にします。
- 誰もが住みやすい共生のまちづくりに寄与します。
- 課題に関係する専門職や関係者のネットワークづくりを進めます。
- 新たな社会資源や支え合い活動を創出します。
- 複合する福祉課題や地域共通の福祉課題を包摂の姿勢で受け止めます。
- 個別の福祉課題が新たな地域の福祉課題ではないか注視します。
8つの機能
- 相談窓口機能
本人や家族はもとより近隣住民からの「気づき」の相談をお受けします。
- ニーズ把握機能
福祉課題をさまざまなチャンネルを通じてキャッチします。
- 問題解決機能
制度につないだり住民・専門職につないだり、解決に向けた取り組みを進めます。
- 地域住民へのエンパワメント機能(自らの力で問題や課題を解決していくことができる力)
福祉課題をお互いさまの意識でとらえられるよう地域住民へ働きかけ支援します。
- 地域組織化機能
課題へ対応するとき関心のある住民や当事者の組織化を進めます。
- ネットワーキング機能
課題に対応する住民、専門職など関係者のネットワークづくりを進めます。
- 地域の支援システム構築機能
課題の解決や予防に向けた地域での支援システムやしくみづくりを進めます。
- 小地域の支え合い活動の支援助成
住民同士の支え合い活動を一緒に考えていきましょう。
地域福祉ネットワーカーより
社協窓口には、様々な生活課題を抱えた方が、ご相談に来られます。
地域福祉ネットワーカーをはじめとする社協職員が相談をお聞きし、課題解消につながるお手伝いをいたします。
専門的な相談や行政の手続きについては、該当する窓口をご紹介します。
個人だけでなく、地域又は自治会等小さな気づきも、是非ご相談ください。
「ちょっと聴いて・・・」とお気軽に窓口へ。(^_^)/~
事例集
地域福祉ネットワーク事業 取り組み事例集(H26.10発行)
子どもの居場所づくりトリセツ(H29.2発行)