2021.12.24
舞多聞ふれあいのまちづくり協議会の福祉学習会が開催され、高齢者を見守り、住民同士で支え合いができる地域づくりについて学ぶため、高齢者疑似体験を実施しました。
まずは、サポーターで関節を曲げにくくし、重りを装着して体に負荷をかけることで立ち座りの動作や歩行のし辛さを体験していただきます。
また、白くにごった色のゴーグルをかけて白内障の体験をし、手には手袋をはめることで手先が使いにくくなり、ハサミで紙を切る動きや、お箸やスプーンを使って食材を口元に運ぶというような日常の中でごく当たり前にしている動きが、高齢者になったらどう不便なのかを体験していただきました。
今回の学習会を通して、高齢者が日常生活を送る中で感じる不安や困りごとを体験するとともに、どういった支援が必要で、周りの自分たちはどんなことができるのかを学び、今後の生活を見直していただく良い機会となりました。